vRealize Automation 8 やってみた④  Cloud Zones or Virtual Private Zones

前回まではこちら

vRealize Automation 8 やってみた ① 導入編

vRealize Automation 8 やってみた ② クイックスタート編

vRealize Automation 8 やってみた③ クラウドアカウントの登録

 

前回クラウドアカウントを設定しvRA8でvCenterが利用可能になりました。

今回はCloud Zone or Virtual Private Zone(以下VPZ)の作成を行います。

Cloud ZoneやVPZですが、どちらもProject(テナント or システム)が利用できるvSphereリソースを抽象化した単位だと理解してください。

 

Cloud Zoneに関してはvCenter配下のDCに対して1対1で紐づきますが、VPZに関してはvCenter配下のリソースプールに直接紐づける事が可能な為、Project単位でリソースプールを作成し、VPZと紐づけてあげるのが運用しやすいUSECASEになると思います。

 

ですので今回はVPZを作成する手順として進めます。

 

 

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①[Infrastructure]-[Virtual Private Zones]-[NEW VIRTULA PRIVATE ZONE]をクリックします。

 

 

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②nameを[任意で入力]し、account/regionから[利用するvCenterのDC]を選択します。

 

 

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③[Compute]-[Manually select compute]をクリックします。

 

 

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④[ADD]をクリックします。

 

 

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⑤利用可能に設定するResource Poolを設定し[ADD]をクリックします。

 

 

 

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⑥作成中のVPZで利用可能なリソースプールが一つ選択された状態になりました。

 VPZとprojectを1対1で設定する場合はそのprojectで利用するVMが全て該当のリソースプールに配置される事になります。

 

 

 

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⑦[Storage]-[Datastore/cluster]から利用させたいデータストアを選択します。

 

 

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⑧[Network]-[ADD NETWORK]をクリックします。

 

 

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⑨利用可能にさせたいポートグループを選択し[ADD]をクリックします。

 

 

 

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⑩[SAVE]をクリックします。

 

 

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⑪リソースプール、ストレージ、ネットワークを各一つづつもっているVPZが払い出されました。

 

次回はこちら