vCloud Director 10.0 ⑧ カタログ作成

前回までの記事は以下から。

vCloud Director 10.0 ①インストール (プライマリ)

vCloud Director 10.0 ②インストール (スタンバイ)と公開アドレス

vCloud Director 10.0 ③ vCloud Director へのvSphereリソースの登録 

vCloud Director 10.0 ④ 組織及び組織vDCの作成

vCloud Director 10.0 ⑤ テナントへのNSXEdgeの導入とサービスの構成

vCloud Director 10.0 ⑥ 組織vCDネットワークの作成

vCloud Director 10.0 ⑦ vCloud Director上での新規仮想マシンの作成

 

前回は仮想マシンの作成を紹介しました。

毎回前回の手順を用いて仮想マシンを作成するのは面倒なので仮想マシンやISOファイルのカタログ化の方法を紹介します。

 

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①機能プルダウンから「ライブラリ」をクリックします。

 

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②左ペインから「カタログ」をクリックし、「新規」をクリックします。

 

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③名前に「任意の名前」を入力し、「OK」をクリックします。今回の記事ではISO用とOSテンプレート用のカタログを作成する為、まずはISO用のカタログ名を記入します。

単一のカタログで運用する事も可能ですが、カタログ毎に他テナントとの共有設定を行う事が可能な為、ISOは共有したくないけどOSカタログは他のテナントに共有したい!という時に分割での共有設定を実現します。

 

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④ISO用のカタログが作成されました。次はカタログにISOのアップロードを行います。

 

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⑤左ペイン「メディアとその他」をクリックし、「追加」をクリックします。

 

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⑥メディアをアップロードするカタログを選択します。③で作成したカタログ(ISO)を選択します。

 

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⑦アップロードするメディアを選択にて「↑」をクリックします。

 

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⑧アップロードするメディアを選択し、「開く」をクリックします。

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⑨名前に「任意の名前を入力し」、「OK」をクリックします。

 

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⑩ISOがアップロードされました。

ISOカタログの作成とISOアップロードは上記で完了です。続けてOSテンプレート用のカタログ作成からvAPPカタログの作成を行います。

 

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⑪左ペインから「カタログ」をクリックし、「新規」をクリックします。

 

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⑫名前に「任意の名前」を入力し、「OK」をクリックします。

 

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⑬OSテンプレート用のカタログが作成されました。

 

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⑭カタログ化したいvAPPを右クリックし「カタログに追加」をクリックします。

 

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⑮カタログ欄で「追加するカタログ」を選択し、名前欄に「任意の名前」を入力します。オプションで「仮想マシン設定をカスタマイズ」を選んで、「OK」をクリックします。仮想マシンん設定をカスタマイズを行った場合は仮想マシンの払い出し時にリソース、ネットワーク等のカスタマイズが可能となります。

 

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⑯OSテンプレートが作成されました。

 

 

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⑰各カタログの組織間共有に関してはHTML5コンソールからは実装されておりません、Flashコンソール上でカタログを右クリックし、「共有」をクリックします。

 

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⑱「組織を追加」をクリックします。

 

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⑲すべての組織もしくは特定の組織を選択し「OK」をクリックします。

 

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⑳共有設定が行われました。

 

上記の手順で特定のカタログマシンやISOをその他の組織に提供する事が可能となります。

 

次回は以下をご紹介します。

vCloud Director 10.0 番外編① vCloud Director Applianceのアップグレード