VMware Cloud Director 高可用性構成 フェイルオーバモードの変更方法
VMware Cloud Director のアプライアンスが実装されてからは高可用性モードが利用可能になっておりますが、10.1以降ではプライマリ データベース サービスに障害が発生した場合、自動フェイルオーバーを実行できます。
現在はGUIでは実行できずAPIを利用する必要がある為、設定方法をご紹介します。
①まずはデフォルトのフェイルオーバモードの確認です。
Failover Modeはマニュアルに設定されています。vCDデータベースに障害が発生した場合は手動でSWITCHOVERを行わなければ自動フェイルオーバが行われません。
②フェイルオーバーモードをAutomaticに変更します。
筆者はPOSTMANを利用して実行しております。
POSTモードに変更後以下のコマンドをタイプします。
https://vcdfqdn:5480/api/1.0.0/nodes/failover/automatic
③続いて認証情報の入力前に、SSL証明書を差し替えていない場合は以下を実行してください。
[Settings]-[Enable SSL certicicate verificationをオフ]
④[aurthorizationタブ]-[Basic Auth]-[アカウントパスワードの入力]-[Send]をクリックします。
⑤Failover ModeがAUTOMATICに変更されました。
⑥api上からステータスを確認する場合は[params]-[Headers]-[Lcation]の値をコピーします。
⑦コピーした値をGETすると、Massageから以下のメッセージが確認できます。
Daemon operation completed successfully on all nodes