VMware Tanzu デプロイしてみた② コンテンツライブラリの作成
前回までの記事は以下から参照頂けます。
事前準備編
NSX-T 3.0 Tier0、Tier1ゲートウェイの作成、テナントネットワークの作成
TANZUデプロイ編
VMware Tanzu デプロイしてみた① ワークロード管理の有効化から名前空間の作成
今回はTanzu Kubernetesを利用するのに必要なコンテンツライブラリを作成します。
Tanzu Kubernetesクラスタをサポートするにはコンテンツライブラリの構成が必要な様です。Kubernetesのworker VM等のOVF File等をコンテンツライブラリから同期する目的で利用するのでしょう。
さっそくコンテンツライブラリを作成しましょう。
コンテンツライブラリ作成項目から「作成」をクリックします。
任意で「名前」を入力し、「NEXT」をクリックします。
私の環境はvCenterからインターネットアクセスが可能な為、「サブスクライブ済みコンテンツライブラリ」を選択し、サブスクリプションURLに以下を入力します。
「https://wp-content.vmware.com/v2/latest/lib.json」URLは変更される可能性がある為、適宜ドキュメントを参照下さい。
Tanzu Kubernetes クラスタのサブスクライブ済みコンテンツ ライブラリの作成
「はい」をクリックします。
「ストレージポリシー」をクリックし、「NEXT」をクリックします。
コンテンツライブラリが作成されます。「FINISH」をクリックします。
続々とOVFがダウンロードされ始めました。TKG用のVMでしょうか。
「名前空間」-「サマリ」ー「Tanzu Kubernetes」から「ライブラリの追加」をクリックします。
「ライブラリの追加」をクリックします。
コンテンツライブラリを選択し、「OK」をクリックします。
コンテンツライブラリとの同期が完了するとTanzu kubernetesクラスタが0として表示されました。Tanzu kubernetesクラスタを払い出す準備ができたものと思われます。
次回はNative Podを作成してみてコンテナへのアクセスまでを実施します。