vCloud Director 10.0 ②インストール (スタンバイ)と公開アドレス
前回に引き続きvCDのインストールをご紹介します。
vCloud Director 10.0 ①インストール (プライマリ)
今回はスタンバイサーバのデプロイを行います。
プライマリサーバのデプロイに内容が重複する部分が多い為差分をご紹介します。
①デプロイ構成の選択から「standby - small」を選択する。
②vCD Configure required only for "primary" appliances配下の8つの設定は全て行わない。
③あれよあれよという間に2台目のデプロイが完了しました。
④vCDアプライアンス管理UI上で vCD Database Availabilityが2台で稼働している事が確認できました。続けて3台目のデプロイを行います。
③3台目も同様のデプロイ手順です。
④vCDアプライアンス管理UI上で vCD Database Availabilityが3台で稼働している事が確認できました。
⑤早速ログインを行います。
https://find/provider
認証情報を入力し、「ログイン」をクリックします。
⑤メニューのプルダウンから「管理」をクリックします。
⑥左ペイン「公開アドレス」から「編集」をクリックします。
⑦Webポータルに公開アドレスを入力します。※本番環境では外部公開用のアドレスとなります。
APIポータル設定の使用のチェックを「ON」にします。
コンソールプロキシ欄に「FQDN:443」を入力します。
「保存」をクリックします。
⑧公開アドレスで再度ログインを行います。
⑨公開アドレスでのログインが行えました。クラウドセルはローカルの名前で3台表示されています。
⑩1号機(プライマリ)にログインしている様です。
次回はvSphereリソースの登録から紹介し、証明書関連の設定は後日にします。